成瀬は信じた道をいく(宮島未奈)| かんたんな紹介と感想

成瀬は信じた道をいく

忙しい日々の中、少ない読書時間でどの本を読むべきか、なかなか決められずに悩んでいませんか?この記事では、20秒ほどで宮島未奈著「成瀬は信じた道をいく」の紹介と感想が読めます。ぜひ本選びの参考にしてくださいね。

オススメな方

  • 「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ方
  • 自分ではなかなかやれないけど、やれたら楽しいだろうと思えることを疑似体験したい方
  • クスっと笑いながらも、温かい気持ちになりたい方

かんたんな紹介

我が道を突き進む成瀬あかりは、今日も今日とて知らぬ間に、多くの人に影響を与えていた。「ゼゼカラ」ファンの小学生、成瀬の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくして生まれた女子大生・・・・・・

個性豊かな面々が、新たな成瀬あかり史に名を刻む。そんな中、幼馴染の島崎が故郷に帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており・・・・・・!?

(上記出展元:作品帯に記載されている出版社の紹介文)

読んだ理由

「成瀬は天下を取りにいく」を読み終えた時点で、絶対読む!と決めていた。
成瀬に心を揺さぶられ過ぎて、間髪入れずに買って読んだ。

心に響いた一節

『「わたしはまだ大津市民としてやりたいことがあるんだ。一通り済んだら、どこかで一人暮らしするのもいいな」』
引き続き大津でどんなおもしろいことをやってくれるのだろうかと、この先のページに期待したのと同時に、この一節付近の文脈で、続編への期待を持ってしまった。

(『』内、作品より引用。)

感想

とにかく成瀬のように生きたいと思った。
やろうと思えばできなくはないだろうが、常識に囚われまくってしまっている自分にはなかなか難しいだろうと感じる。
子供のうちから自由な発想を押さえつけることなくおおらかに暮らした延長にある人格であって、かなり尊い。
大学生から社会人になっていく成瀬にも興味津々。続編が待ち遠しいけど、計画はあるのだろうか。
続編への布石か?と期待させる箇所もチラホラ見受けられたように思うので、ぜひこの願いが実現して欲しい。

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